人物:夜城月影
名前 夜城 月影 (やしろ つきかげ)
年齢 30歳
身長 183cm
自兵衛の知り合いで軍人。本人はOBと言っている。暗殺業などを仕事にしている。
陽気でひょうきんだが、時として冷静だったり残酷だったりする。
軍隊仕込みの体術と狙撃技術、家系に伝わる狙撃魔法「右月」を持っている。
長銃、重火器を好んで使う。
人物:風門(春風)開斗
風門 開斗 (かぜかど かいと)
年齢 16歳
身長 168cm
春家のボーイフレンド。属性会に所属している。盲目の高校生でアメリカからの帰国子女。
温厚だが、若干人見知りをする癖がある。
幼い頃に両親を亡くし、属性会の炎門の養母に育てられた。
神界から落とされた「風魔神」基「風魔鳥」の力を託され、代償に視力を失う。
彼の能力は開斗個人が持つ能力では無く、風魔鳥に寄るもので、他の人物より若干強い。
人物:吉 春家
吉 春家(きち はるゐえ)※イラストは後々描きます…
年齢 16歳
身長 153cm
創作世界の事実上のメインヒロイン。自兵衛の妹で高校生。
人懐っこく、天然でドジッ子。また、兄譲りで優しく、情け深い性格。
兄直伝の教育を受け、兄以上とも言われる高い身体能力と知能を持つ。
(知能は確実に兄に劣っている)全長6m、幅30cmの大刀を武器として扱う。
「幸せの力」を操る力を持っている。「自由の女神」に変身することができる。
※自由の女神については後述します。
人物:吉 自兵衛
名前 吉 自兵衛(きち じへえ)
年齢 29歳
身長 186cm
創作世界の主人公。軍警察の中でも、能力者を相手にした部隊の一員。
寡黙で冷たい人間だと思われがちだが、優しく、情け深い性格。
高い身体能力、知能を持ち、刃渡り160cmの刀で我流の刀術を使う。
また、殺意を利用する能力を持っている。
創作世界の組織について。
創作世界には組織がいくらか存在します。その中で大事かな、と思ったものをちょっとだけ。
ただ、これらの組織もフィクションですから真に受けないでくださいネ。
・日本防衛隊(JD)
日本の軍隊です。自衛隊とほぼ同じようなものですが、同盟国に対して増援を送ったり、軍警察を運営したり…と自衛隊よりも若干幅広い活動をしています。
陸(JLD)、海(JSD)、空(JAD)から構成され、それぞれ若干連携しています。
後々紹介するキャラクターの中には、軍隊に参加しているのが結構います。
・属性会
さまざまな属性を象徴する能力を持った人々、またはそれに関係する家系の人々が集まり、自然環境、人類の行く末などについて話し合っている組織です。
彼らの災害予報や勧告などは信憑性が高く、宗教団体のような集まりでありながら、高い評価を集めています。
しかし、能力関係の団体で、やはり家系ごとの人道を外れた掟などで、倫理問題が起きたりすることもあるため、評価されると同時に警戒されている組織でもあります。
後に紹介する風門開斗(かぜかど かいと)というキャラクターはこの組織の「風の部」に所属しています。
・大田中小工業密集地区社
新江戸に存在する巨大な工業地帯の組織(会社)です。中小工業という割には大工業が密集しています。日本の工業生産のほとんどの割合はここによるものです。膨大な敷地、機械によってさまざまな分野の生産を行っています。
ただ、ここは一つの企業による運営なので、財閥のような存在であり、問題視されている部分があります。
後に紹介する鍛冶場鉄矢(かじば てつや)はこの組織の社長を務めています。
JDについては軍隊だと覚えて頂ければいいかと思います。属性会はそれほど深刻にストーリーには干渉しないので、軍隊以上に意識しなくても大丈夫だと思います。大田中小工業密集地区社は工場と覚えて頂ければいいかと思います。
組織については、こんなもんです。
創作世界の仕組みについて。
創作世界の仕組みは、現実世界とそう違いはありません。ただ、
・人類の中に超能力を使える人が居ること
・超能力に関連して若干の技術革新があること
・現実世界の他に、神世界、冥界などが存在すること
・若干の時代改変
こういう要素があります。
超能力者に関しては無論、一人ひとりが無限に力を使えるとなるとチートにも程があるので制限があります。個人差がありますが。(有効範囲、MP消費のようなシステム、使いすぎによる後遺症etc...)
また話はフィクションで、ストーリーに「2016年くらいに戦争が云々」というのは予言とかそういう意味合いはないです。ご理解いただけたらなあと。
創作世界について。
創作世界の舞台は地球。2030年くらい。
2016年に日本を巻き込んだ戦争があり、多くの人々は戦争を体験し、大切なものをなくしたり、自分の居場所を失ったりしていた。
そこから14~16年。
東京は戦争の影響を受けてそこ一つだけでは経済を成り立たせることが出来なくなり、周辺の県を吸収し、「新江戸(しんえど、にいえど)」となってそれを乗り越えた。
人々は、元の平和な生活を徐々に取り戻し、差別があった戦争に参加した人々に対する理解も深まっていっていた。
崩れた秩序は元に戻りつつあった。
表面上は。
世の中には、世界のあり方に疑問を抱き、世論に刃を向ける人々の存在はまだまだ当然存在していた。
本当に我々は幸せか?騙され、流されているだけではないのか?
幸せってなんだ?
そう考えているうちに、考えを極端にして破壊・自滅に走る人も居た。
幸せについて考える人々はたくさんいた。
軍部の警察軍、対能力者戦闘隊に所属する吉自兵衛(きち じへえ)もその一人。
一人ひとり、
色んな立場の人が、
混ざり混ざって、
幸せの在り方について考える。
もう少し幸せについて考える。そんなお話。